レース仕様NAロードスター メンテナンス
2010 / 07 / 27 ( Tue ) JAF公認レースへの参加も視野に入れて製作された車両ですが、 お手入れが行き届いている様で、非常に綺麗なお車でした。 (きちんとした写真でご紹介できないのが悔やまれます…) サーキットで酷使してきたLSDをO/Hするだけでなく 駆動系のリフレッシュとしてクラッチの交換を行います。 組み込むのはATS製のカーボンクラッチ。 カーボンディスクの特性として、耐熱性・耐久性に優れている上 メタルディスク比で4分の1の重量と、非常に軽量に作られています。 また、メタルの様な扱い辛さが無く、まるでノーマルの様だと言われる方も居る位 軽い踏力で操作でき、なおかつミートの仕方もカーボンの特性で緩やかな為 街乗りでも十分ご利用頂けます。 自宅からサーキットまで自走で通い、走行終了後に再び自走で帰る。 そんな使い方をされている今回ご紹介のオーナーさんの様な ユーザーの方でも大丈夫です。 ちなみに作業中にエンジンマウントがノーマルである事を発見し、 ご相談の結果エンジンマウントも強化する事に。 サーキット走行などのハードな走行をされるのであれば、 交換する事によりシフトフィーリングの改善やエンジンのレスポンスの改善に繋がりますので なるべく交換される事をお勧めします。 納車後のオーナーさんにはまず慣らしが待っているので 今すぐ!その性能とフィーリングの変化を堪能して頂くことは叶いませんが… 慣らしを終えた暁には、サーキットに街中に、色んな場所でリフレッシュされた愛車の “走り”を楽しんで頂ける事だと思います。 |
|