こちらは、今年オープンしたA/.m/sチャイナでの話ですが・・
いまAudi R8の作業中。
しかも・・大胆にもエンジン脱着です。
DSGシステムがロックしてシフトできなくなったというトラブルで入庫。しかしながら、いろいろ調べていくとどうもエンジンクランクの異常が原因の様子。エンジン(クランク)とトランスミッションの位置関係も非常にシビアなシステムゆえこんなこともおきてしまうのか・・
詳細の要因はまだわかりませんが、こっちは本当にガソリンもオイルもみんな気をつかわないからなあ。
道路もところどころ極悪ですし、“スーパーカーには世界一過酷な国”だということは間違いありません。工事中のダートを当たり前に走るR8、ランボ、フェラーリの姿はまさに中国ならではともいえます。(よく“飼い主は選べない”といいますが・・・)
結局、中国では初かもしれないR8のエンジン脱着。現地ディーラーはもちろん、誰も頼れないのでうちでやるしかありません。まあ、うちの現地スタッフはAudiに精通してますし、5.4Lバージョンのエンジン脱着はやったことがあるらしいので・・・・もちろんやっちゃいます!
そろそろエンジンもばらされて中身が見えるはず。
あまりの珍しと怖いもの見たさ?に、現地のAudiやBMWディーラーのボスも見学に。
みな一言・・『クレイジー・・・』
中国はすべてがチャレンジで面白いです。
それにしても、個人的に興味深いのがこのDSGトランスミッション。
普段はこうしてシゲシゲと見れることも少ないだけに、思わず見入ってしまいます。
ここが油圧ライン、ここがシリンダー・・ソレノイド、センサーがここ。。
クラッチはこうなってて・・意外とコンパクト。
それから、クアトロシステムはこうなって・・・ふむふむ。