E36M3のデモカーもそうでしたが、このE46M3もエンジンマウントをアルミ製のリジットマウント化してしまいました。
チューニングするとしてもせいぜい“強化エンジンマウント化”というのが一般的なだけに、“アルミ製マウント・リジット化”というのは、多くの方がおそらく不安な未知の世界?なのではないかと思います。ただ、興味のある方というのは決して少なくないでしょう・・。
もちろんご想像のとおり、エンジンの振動はとても増えます。完全街乗り重視の方には到底必要ないものと思われます。しかしながら、サーキット&街乗りの方で、スパルタンな雰囲気が好き!とか、サーキットのパフォーマンスをどちらかといえば重視・・という方であれば、間違いなくお勧め!といえます。
交換後のインプレッションですが、アクセル操作に対するエンジンのレスポンス、ピックアップはまさに特筆モノです。アクセルを踏む足とスロットルがダイレクトにつながれているかのような感覚! まさに6連スロットルを右足で動かしているその絵が頭の中にイメージされておもわずニヤけてしまうほどです。
M3エンジンというの純正状態であっても普通はチューニングが必要ないくらい完成度の高いエンジンともいえますが、快適装備のマウント類でいかにそのダイレクト感をスポイルされていたかということがわかります。
さて、その弊害というか、“どれだけ振動が室内に来るのか”という肝心な心配部分でありますが、イメージ的には、特に極低速発進のクラッチミートで1000回転付近で若干の共振振動があるのですが、そこが少々目立つ程度です。いいオーディオが入っていれば一般道移動中、高速移動中もしっかりと音楽が聴けますし、サーキットで遊ぶくらいのクルマ好きであれば、それほど不快ではないともいえます。ストリート重視の方でも十分ありな範囲だと思います。
(本当に、オーディオもちゃんと聞こえるレベルですよ^^ もちろん個人差がありますので、ご注意ください・・。)
ちなみに、振動レベルはランサーやシビック等の横置きエンジン車両の強化ゴムエンジンマウント交換車両と同等のイメージです。もしこれらのドライブ経験のあるかたでしたら参考になるのではないでしょうか。
(ちなみに、テスト車はE36,E46ともに純正のアンダーコート、カーペット類は残した車両です。)
それから、エンジンメンバー側は大丈夫か・・という話もありますが、かつてのE36M3では問題なしでした。
ただし、激しいサーキットや峠道を走行を繰り返すようであれば、純正マウントであってもメンバー補強はどこかでするのもありでしょう。(弊社にて補強作業も行っています。もっともM3の場合、どちらかというとリア周りのボディの補強が先かもしれませんが・・)
・・・この辺の耐久性テストは弊社の車両で今後もデータ取りをしていこうと思っています。
ところで、今回は、トランスミッションマウントも同時に“アルミ製リジットマウント”に交換しています。テスト車両はSMG車なのですが、パドルシフトの操作にあわせて床下からかすかに“カチャ・・カチャ・・”とメカニカルな音がするのは、これまたニヤけてしまうところです。
強化マウント類は不思議です。
サスペンションやLSDと同じくらい、実は走りが楽しくなるんです!
~参考までに・・・・
かつてE30M3の同仕様を試したことがありますが、こちらについては、振動の多い直4だからかもしれませんが・・競技専用車でない限りはNGです(笑)。 弊社の強化マウントくらいがちょうどいいと思いますよ・・。
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