E46M3チューニング~EG&TM リジットマウント
2012 / 04 / 04 ( Wed )
E36M3のデモカーもそうでしたが、このE46M3もエンジンマウントをアルミ製のリジットマウント化してしまいました。 もちろんご想像のとおり、エンジンの振動はとても増えます。完全街乗り重視の方には到底必要ないものと思われます。しかしながら、サーキット&街乗りの方で、スパルタンな雰囲気が好き!とか、サーキットのパフォーマンスをどちらかといえば重視・・という方であれば、間違いなくお勧め!といえます。 交換後のインプレッションですが、アクセル操作に対するエンジンのレスポンス、ピックアップはまさに特筆モノです。アクセルを踏む足とスロットルがダイレクトにつながれているかのような感覚! まさに6連スロットルを右足で動かしているその絵が頭の中にイメージされておもわずニヤけてしまうほどです。 M3エンジンというの純正状態であっても普通はチューニングが必要ないくらい完成度の高いエンジンともいえますが、快適装備のマウント類でいかにそのダイレクト感をスポイルされていたかということがわかります。
さて、その弊害というか、“どれだけ振動が室内に来るのか”という肝心な心配部分でありますが、イメージ的には、特に極低速発進のクラッチミートで1000回転付近で若干の共振振動があるのですが、そこが少々目立つ程度です。いいオーディオが入っていれば一般道移動中、高速移動中もしっかりと音楽が聴けますし、サーキットで遊ぶくらいのクルマ好きであれば、それほど不快ではないともいえます。ストリート重視の方でも十分ありな範囲だと思います。
それから、エンジンメンバー側は大丈夫か・・という話もありますが、かつてのE36M3では問題なしでした。 ところで、今回は、トランスミッションマウントも同時に“アルミ製リジットマウント”に交換しています。テスト車両はSMG車なのですが、パドルシフトの操作にあわせて床下からかすかに“カチャ・・カチャ・・”とメカニカルな音がするのは、これまたニヤけてしまうところです。
強化マウント類は不思議です。
~参考までに・・・・ |
|