GC8エンジンオーバーホールのお話
2011 / 06 / 14 ( Tue )

先日、GC8クーペのエンジンオーバーホールをしました。
わざわざ、豊田市より来ていただきました。
遠方よりありがとうございます!

さて、トラブルとは・・・
定番?メタルトラブルです。
11万キロ越えなので、なるほどという感じでもあります。

エンジンを開けてみると・・・
う~ん・・なるほど、これはいろいろあります。
多くのインプレッサ乗りのみなさんのために
オーバーホール作業時のいくつかの写真公開です。

まずはメタルトラブルです。
カタカタ、コンコンと音が出ていたら
まずこんな感じです。
メタルが磨耗してもう限界になってしまうのですが
音が出てしまうと実はもう末期症状。
たいていクランクシャフトも傷が入ってしまうので交換になってしまいます。
con-rod2.JPGcon-rod3.JPG








さて、次はピストンとシリンダーの状況です。
このエンジンはピストンがだいぶ首振りしてますね。
ブーストをそれなりにあげてはしったり負荷走行があったのかもしれません。
ピストンの棚落ちはないのでピストンはなんとか再使用可能ですかね。
鍛造ピストンなので、もし換えるとなると高いですから。

ピストンリングも偏磨耗してましたし、シリンダーもだいぶ楕円・・
費用をなるべく抑えて修理をするといっても、1~2年ならまだしも
このままたとえば、5万キロ以上がんばるのはちょっと不安なので、
在庫であった同世代の中古シリンダーに入れ替えることにしました。
まあ、せっかくやるんですし。

もっともラッキーなことにちょうどシリンダーとピストンサイズが
交換するシリンダーにも合ってたから出来たんですが。
cylinder-1.JPG








ちなみに、ピストンの洗浄前、洗浄後の写真も。
・・お茶しながら組んでたのは許してください(笑)
0ab0f6e1.JPG









そして、次はヘッド・・・
ハイ・・オーバーヒート履歴アリです。
すでにヘッドを分解するときにヘッドガスケットに抜けた跡があったので
ある程度は分かっていましたが、軽く研磨をしてみると
・・やはり。

2気筒分しかないコンパクトなヘッドでこれだけ
ゆがんでいるとなると、相当なオーバーヒートかも。
ちゃんと直すのであれば面研をしなければなりませんが、
今回のコンセプトは“なるべく費用を抑えて5万キロ前後・・”
ということだったので、砥石で一生懸命研磨するにとどめました。
e67aeda8.JPG







ということで、ざっと今回の要点?をまとめてみました。

エンジンのオーバーホールといっても
エンジンのコンディションはさまざま。
そして直し方も今後の予定もあわせて考えないといけません。
なにしろ、100%のオーバーホールがベストではありますが
できるなら費用を抑えたいのがオーバーホールだと思いますし。

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01:54:38 | SUBARU | トラックバック() | コメント(0) | page top↑
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